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その他
2019年2月6日
根管治療の症例
治療前
来院された段階で神経除去の治療をされていたのですが、薬が根の先端まで届いておらず、根の先端に小さな黒い影をみとめます。根の先端にガスや膿が溜まり、骨が溶けて小さな膿袋(歯根嚢胞)ができている状態がみとめられます。
治療後
根の中の薬を全部外し、根の先端まで器具を挿入して残存している壊死した歯髄組織を全部取り除き、根の先端に溜まったガスや膿を取り除きました。そして、根管内を消毒し、きれいになった段階で根の先端までお薬を充填しました。
その結果、根の先端周囲の黒い影が小さくなっていることがみとめられます。この治療により、長期的に安定して噛める歯に戻るのです。